50代の目尻の小じわ|乳液を多めに塗ってもダメだった話と、変わったきっかけ

鏡の前で目元を気にする50代女性 エイジングケア

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会社のトイレで、手を洗っていたときでした。

ふと顔を上げたら、鏡に自分が映っていて。

目尻に、線が入っていました。

ゾッとしました。

家の鏡では気づかなかったのに、会社の明るい照明の下だと、はっきり見えてしまうんですね。

しかも、いちばん気になるのは笑ったときです。

楽しく話しているときの自分の顔が、いちばん見たくない顔になっている。

でも、悩んでいるのは私だけではないようです。

ハルメクの「生きかた上手研究所」が2024年に行った調査(40〜89歳の女性1,000人)では、肌の悩みが「特にない」と答えた人はわずか16.8%でした。

つまり8割以上が、何かしら気にしているということです。

そして50代の悩みとして挙がっていたのが、まさに「目元のシワ」でした。

みんな、鏡の前で同じ顔をしているんですね。

この記事では、目尻の小じわに対して私がやったこと、そして失敗したことを正直に書きます。

  • 笑ったときだけ出る線は、何なのか
  • なぜ50代の目尻に出やすいのか
  • 乳液を多めに塗っても、変わらなかった話
  • 今、毎晩やっていること
  • やらないほうがいいこと

笑ったときだけ出る線は「乾燥小じわ」かもしれません

鏡を見ながら自分の肌を確かめる50代女性
鏡を見るたび、つい確かめてしまいます

まず、知っておくと少し気持ちがラクになることがあります。

目尻の線には、大きく分けて2種類あります。

  • 乾燥による小じわ…肌の表面が乾いてできる、浅い線
  • 年齢によるシワ…肌の奥の弾力が落ちてできる、深い溝

見分け方は、そんなに難しくありません。

笑ったときにだけ出て、真顔に戻ると消えるなら、乾燥のほうです。

真顔でもくっきり残っているなら、深いほうかもしれません。

私の場合は、笑ったときに出るタイプでした。

それを知ったとき、少しホッとしたのを覚えています。

乾燥が原因なら、うるおいを届ければ変わる可能性があるということですから。

逆に言うと、放っておいて深い溝になる前に手を打ったほうがいいということでもあります。

なぜ50代の目尻は、こんなに乾くのか

目のまわりは、顔の中でも特別な場所でした。

① 皮膚が、とにかく薄い

目元の皮膚は、顔のほかの場所の3分の1から4分の1ほどの薄さだといわれています。

目の下にいたっては0.5〜0.6ミリほどとされ、ゆで卵の薄皮くらい、と例えられることもあります。

(皮膚の厚さは、皮膚科や美容医療の解説で紹介されている目安です。個人差があります)

そう聞くと、納得してしまいますよね。

薄いということは、水分を抱えていられる量も少ないということです。

だから真っ先に乾きます。

② 皮脂がほとんど出ない

おでこや鼻はテカるのに、目元だけカサつく。

これは目のまわりに皮脂を出す腺が少ないからです。

自前のうるおいの膜が作れないので、外から足すしかありません。

③ 一日に何千回も動いている

まばたき、笑う、目を細める。

まばたきは、1分間に20回ほどといわれています。

起きている時間だけで数えても、1日1万回をゆうに超える計算です。

そこに笑ったり目を細めたりが加わるので、目のまわりは顔の中でいちばんよく動いている場所です。

紙を同じところで何度も折ると、折り目がついてしまいますよね。

うるおいのある肌は元に戻りますが、乾いているとその折り目が残りやすくなります。

「笑ったときに出る」というのは、まさにこれだと思います。

④ 年齢とともに、水分を抱える力そのものが落ちる

これは目元にかぎった話ではありません。

年齢を重ねると、肌の表面で水分をつかまえておく力そのものが落ちていきます。

  • うるおいを保つ成分(天然保湿因子)が減る
  • 肌の表面をおおう脂も減る
  • 汗をかく力も落ちる
  • 肌の生まれ変わりが遅くなり、古い角質が残りやすくなる

こうした変化は、公的な機関や研究でも指摘されているものです。

つまり「気のせい」でも「怠けているから」でもありません。

体の仕組みとして、そうなっていくということです。

だからこそ、外から足してあげるしかないんですよね。

私の失敗|乳液を多めに塗っても、変わりませんでした

ここが、いちばん伝えたいところです。

目尻の線に気づいたとき、私が最初にやったのは手持ちの乳液を、目のまわりに多めに塗ることでした。

「乾燥が原因なら、いつものものをたっぷり塗ればいいでしょう」

そう思ったんです。

わざわざ新しいものを買わなくても、量を増やせば足りるはず。

その考え、よく分かりますよね。

でも。

次の日の朝、目元は何も変わっていませんでした。

塗った直後は、しっとりした気がするんです。

でも朝になると、元どおり。

何日か続けてみましたが、やっぱり変わりませんでした。

なぜ足りなかったのか

あとから考えると、当たり前だったのかもしれません。

乳液は顔全体にのばすものとして作られています。

のびがよくて、さらっとしていて、広い面積に薄くつけるのに向いている。

だから、たくさん塗ってもその場にとどまってくれません。

いちばん薄くて、いちばん乾いて、一日中動き続けている場所。

そこに必要なのは量ではなくて、とどまる力だったんだと思います。

※あくまで私の場合の話です。感じ方には個人差があります。

アイクリームに変えてから、感じ方が変わりました

目元にスキンケアをなじませる50代女性
目元だけは、専用のものを使うようになりました

結局、目元専用のものを使うことにしました。

正直に言うと、それまでは「アイクリームなんて、乳液と何が違うの」と思っていました。

小さいチューブで値段も高いし、なんだかもったいない気がして。

でも、使ってみたら違いました。

まず、質感がまったく別ものです。

乳液のようにさらっとのびるのではなく、こっくりしていて、その場に留まってくれる感じ。

朝になっても、まだそこにいてくれる感覚があります。

やっぱり専用のものは違う。

これが、遠回りして分かったことでした。

※個人の感想であり、効果を保証するものではありません。

私が毎晩使っているもの

今使っているのはRF28 Wエフェクトアイクリームです。

お風呂上がり、化粧水と乳液のあとに塗ります。

毎晩、それだけです。朝は塗りません。

これを選んだのは、医薬部外品だからでした。

「シワを改善する」と「シミを防ぐ」の両方が認められている、めずらしいタイプです。

50代の目元は、小じわだけでなくくすみも気になります。

両方に向き合えるなら、そのほうがいいと思いました。

1ヶ月使った感想はRF28アイクリームを50代が1ヶ月使った正直レビューに書いています。

定期を解約してみた話まで、正直に載せました。

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ほかの選択肢もふくめた比較は50代のアイクリームおすすめ比較にまとめています。

塗り方のコツも、そちらに書きました。

選ぶときに、見てほしい表示があります

調べていて、いちばん「これは知っておいてよかった」と思ったことを書きます。

化粧品のパッケージや説明に、こんな表示を見たことはありませんか。

乾燥による小ジワを目立たなくする
※効能評価試験済み

小さな文字なので、見落としがちですよね。

でもこれ、意味のある表示でした。

誰でも書けるわけではありません

この言葉は、試験に合格した製品だけが書けるものです。

もとになっているのは、厚生労働省が2011年(平成23年)7月21日に出した通知です。

「化粧品の効能の範囲の改正に係る取扱いについて」という、かたい名前の文書なのですが、そこにこう書かれています。

日本香粧品学会の「抗シワ製品評価ガイドライン」に基づく試験、またはそれと同等以上の試験を行って、効果を確認すること。

つまり、国が条件を決めているということです。

逆に言えば、試験をしていない製品は書けません。

しかも、試験は「目尻」で行われます

ここを知ったとき、思わず「えっ」と声が出ました。

この試験、目尻に小じわがある人に2週間以上使ってもらって、皮膚科の専門医が判定するという方法で行われます。

つまりまさに、私が悩んでいるその場所で試されているということです。

「なんとなく良さそう」で選ぶより、この表示があるかどうかを見るほうが、ずっと確かだと思いました。

逆に、書いてはいけないこともあります

同じ通知には、使ってはいけない表現も書かれていました。

  • 小ジワを解消するという表現
  • 小ジワを予防するという表現
  • 素肌の若返り老化防止といった表現
  • すべてのシワに効くと誤解される表現

あくまで「乾燥による小ジワを、目立たなくする」まで。

もし「シワが消える」「若返る」と書いてある広告を見かけたら、そこは少し立ち止まったほうがいいということですね。

「医薬部外品」はまた別の話

ややこしいのですが、医薬部外品という別の枠組みもあります。

  • 化粧品+効能評価試験済み …「乾燥による小ジワを目立たなくする」と書ける
  • 医薬部外品(承認を受けたもの)…「シワを改善する」と書けるものがある

言葉が少し違うだけに見えますが、審査の厳しさが違います。

私が使っているRF28は、この医薬部外品のほうです。

それも選んだ理由のひとつでした。

どちらが良い・悪いではありません。

ただ「その表示があるかどうか」を見る目を持っておくと、選ぶのがぐっとラクになります。

※制度の情報は、厚生労働省の通知「化粧品の効能の範囲の改正に係る取扱いについて」(平成23年7月21日/薬食審査発0721第1号・薬食監麻発0721第1号)および日本香粧品学会「化粧品機能評価法ガイドライン」をもとにまとめました。

やらないほうがいいこと

失敗しながら分かった、目元にしないほうがいいことです。

  • こする…クレンジングもタオルも、目元だけはやさしく
  • 引っぱる…アイメイクをするときも、まぶたを横に引かない
  • 目を細める…スマホや細かい字を見るとき、無意識にやっています
  • 日焼け止めを塗り忘れる…目のまわりは意外と抜けやすい場所です

特に目を細めることは、見落としがちです。

スマホの文字を小さいままにしていると、一日中目を細めていることになります。

文字を大きくするだけでも、目元の負担は減らせそうです。

老眼鏡をかけるのを「年寄りくさい」と我慢してしまうのも、結果的には目元に負担をかけてしまいます。

気づいた「今」が、いちばん早いです

最後に、いちばん言いたいことを書きます。

もっと早く始めればよかった。

これが、私の正直な気持ちです。

乾燥による小じわは、うるおいを届ければ変わる可能性があります。

でも、深く刻まれてしまった線は、あとから手を打ってもなかなか難しいんです。

会社のトイレでゾッとしたあの日、私はもう50代でした。

もし40代のうちに気づいていたら、と思うことがあります。

でも、気づいた今日が、これからの中でいちばん早い日ですよね。

それに、目尻の線はたくさん笑ってきた証でもありますよね。

ただ、手をかけられるところは、かけてあげたい。

そのくらいの気持ちで、今日も毎晩ぽんぽんと塗っています。

まとめ

鏡を見て穏やかにほほえむ50代女性
手をかけた分は、ちゃんと返ってきます
  • 笑ったときだけ出て真顔で消える線は、乾燥による小じわの可能性
  • 目元は薄い・皮脂が出ない・よく動くの三重苦
  • 乳液を多めに塗っても、私は変わりませんでした
  • 必要なのは量ではなくその場にとどまる力でした
  • こする・引っぱる・目を細める、は避ける

目尻の小じわは、鏡を見るたびに気になるものです。

でも、気づいたときから手をかけられます。

今日のお風呂上がりから、目元にひと手間かけてみてください。

この記事で参考にした資料

  • 厚生労働省「化粧品の効能の範囲の改正に係る取扱いについて」(平成23年7月21日/薬食審査発0721第1号・薬食監麻発0721第1号)
  • 日本香粧品学会「化粧品機能評価法ガイドライン」(新規効能取得のための抗シワ製品評価ガイドライン)
  • 株式会社ハルメク・エイジマーケティング 生きかた上手研究所「年代別 肌悩みに関する調査」(2024年1月・全国40〜89歳女性1,000人)
  • 独立行政法人 環境再生保全機構「バリア機能の低下で乾燥や炎症が起こる」
  • 加齢にともなう皮膚の変化に関する研究論文(J-STAGE 掲載)

※目元の皮膚の厚さやまばたきの回数は、皮膚科・美容医療の解説や研究で紹介されている目安です。個人差があります。

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※掲載している価格・情報は記事公開時点のものです。最新情報は各公式サイトをご確認ください。

※感想は個人のものであり、効果を保証するものではありません。感じ方には個人差があります。

※肌に異常が出た場合は使用を中止し、皮膚科医にご相談ください。

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